制度の概要

奈良県地域認証材制度とは

奈良県では、古くから「吉野林業」と呼ばれる全国的にも優良な木材を育てる林業が発展し、多くの優良材を提供してきました。しかし、近年では住宅工法や消費者ニーズが変化し、寸法精度が高く、強度性能などが明確な製材品が強く望まれています。
産地が明らかな奈良県産のスギ・ヒノキを素材として、乾燥度合(含水率)や強度(ヤング係数)等の品質基準が明らかな製材品を提供するために、認証材センターが品質基準を設定し、品質基準を満たす製材品を供給できる登録業者を認定して、産地や品質の明らかな製材品を提供していくための制度です。

どこが認証するのですか

奈良県地域材認証センターでは、乾燥度合(含水率)や強度(ヤング係数)の品質基準を設定し、この品質基準に満たす製材品を供給できる事業体を登録業者としてを認定しています。登録業者はこの制度に基づき、自らの責任において認証材の品質基準を遵守し、安定的な生産と供給に努め、自らの責任において、品質基準に合格した製材品に認証シールを貼付して販売します。

図

 

建築用構造材

奈良県地域認証材品質基準

 
床材・壁材・天井材
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製品写真
奈良県産のスギ・ヒノキを素材とした柱材や梁材などが対象となっています。住宅は上手に使って長く付き合う時代です。 そこで注目して頂きたいのが、構造材の品質の重要性です。水回りや壁面などのリフォームはできても、住宅を支える骨組みである柱や梁は、容易に取り替えができません。 木造住宅の構造材には信頼のおける奈良県地域認証材をご利用下さい。

奈良県地域材認証センター(奈良県木材協同組合連合会内)  〒633-0062 奈良県桜井市粟殿354番地 TEL. 0744-47-4350 FAX. 0744-47-4361